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薬剤師を辞めて違う仕事がしたいけど、どうせなら資格を活かして働きたい!
でも、そんな仕事ってあるの?
薬剤師資格を活かした他職種の仕事は色々あるよ!
色々な選択肢を知って視野を広げよう!
薬剤師資格を活かした仕事は色々あります。他職種に転職することも十分に可能です!
一度薬剤師以外の仕事を経験すると、そこからキャリアを広げやすくなります!
気になる人はぜひ最後までご覧ください!
薬剤師資格を活かして転職できる具体的な職種
薬剤師の資格を活かして転職できる職種には、具体的にどのようなものがあるのでしょうか。
MR(医薬情報担当者)
MRの読み方は「エムアール」で、「医療情報担当者」を意味する「Medical Representatives(メディカル・レプリゼンタティブ)」の略です。製薬会社などに所属し、医師や薬剤師などの医療関係者に対して医薬品の情報を提供することが主な仕事内容。
https://doda.jp/guide/zukan/006.html
製薬会社の営業職です。病院・薬局などで、製品の説明、販売促進、プロモーション活動などを行います。平均給与も高く、人気の職種です。
薬学部を卒業して企業に就職する人の多くはMRになります。私の大学の同期は10名程度がMRになりましたが、ほとんどが辞めて薬剤師をやっています。直接患者と関わる機会がないので、「何のために仕事をしているのか分からなくなる」という意見も聞いたことがあります。
MSL(メディカル・サイエンス・リエゾン)
MSLとはKOL(キーオピニオンリーダー)に対して、医学・科学的なエビデンスや高度な専門知識をもとに、医薬品の情報提供を支援する職種です。KOLは医師など医療分野の専門家で、製薬企業の販売促進に大きな影響力を持ちます。
「医師に対して医薬品の情報を提供する」というと、「MRと何が違うのか?」と思われるかもしれません。MRは営業やマーケティング部門に組織されていますが、MSLは安全性情報室に類する組織に所属している点で、役割が大きく異なります。
MSLの主な業務は、KOLのマネジメントや医師の研究対応、論文投稿や臨床研究支援など多様にありますが、特にKOLのマネジメントと臨床研究支援が重要な業務となっています。
https://doda.jp/medical/column/001.html
2010年頃から、日本でも外資系製薬会社を中心に採用が増えてきており、薬剤師の転職先の1つとしても注目されています。
医薬品の情報提供という点ではMRと同じですが、MSLの場合は営業活動を目的としていないという点が異なります。プロモーション活動は禁止されています。
専門医と対等に意見を交換できるくらいの高い専門性が必要なので、求められるレベルは高いです。
企業の管理薬剤師
製薬メーカー、医薬品倉庫など、「医薬品を取り扱う」あらゆる場所には、「管理薬剤師」を置かなければならないという決まりがあります。企業内の管理薬剤師の場合は、品質管理や情報管理、在庫管理などを行うことになります。また、同じ企業内の管理薬剤師でも、勤め先が本社であれば、薬事申請などの書類関係の仕事が多くなるでしょうし、倉庫勤務の場合は在庫管理などがおもになるはずです。
https://www.apo-mjob.com/contents/salary/company.php#sub_ttl3
薬剤師資格を持っていれば、比較的なりやすい職種です。
私自身も、新卒の時に企業の管理薬剤師の誘いを受けたことがあります。定年後に企業の管理薬剤師をやる方もおり、体力的にも余裕を持って働ける仕事だと言えます。
もし入りたい企業がある場合は、管理薬剤師として入社し、そこからキャリアを広げていくこともできるでしょう。
CRC(治験コーディネーター)
医薬品の開発に必要な「治験」をサポートする仕事です。
業務フローの作成、各関係者への折衝、被験者に対する治験内容の説明、スケジュール管理、資料作成など、業務内容は多岐に渡ります。
CRCとして働くには
- 治験施設支援機関(SMO)に就職して、医療機関に派遣される
- 医療機関に所属して「院内CRC」となる
などの方法があります。
CRA(臨床開発モニター)
こちらも治験に関わる仕事です。
CRCとの違いは、こちらは製薬会社サイドから治験に関わるという点です。
業務内容としては、資料の作成・治験実施医療機関の選定・CRF(症例報告書)の確認・有害事象の報告などがあります。
CRAとして働くには
- 臨床開発部員として製薬会社に就職する
- CRO(医薬品開発受託機関)に就職し、製薬会社に派遣される
などの方法があります。
企業のDI(ドラッグインフォメーション)
「DI業務(Drug Information Services)」とは、一言で言うと医薬品の情報管理業務のこと。処方や副作用のことをはじめ、医薬品にまつわる情報は膨大な量にのぼります。学会のガイドライン改訂で、ある疾患に対する治療方針が変更になるなど情報も常に進化。ですから製薬会社では、医薬品に関連する情報を国内外のデータベースなどから収集し、管理するという仕事が必要不可欠なのです。
https://rikunabi-yakuzaishi.jp/contents/guide/6/
企業で医薬品に関する情報管理をします。
業務内容としては、医師、薬剤師、MRなどへの医薬品情報の提供、問い合わせ対応、資料作成などがメインとなるようです。
化粧品会社
化粧品会社でも薬剤師の活躍の場があるようです。求人数は少なく、基本的には新卒採用がメインです。
主な配属先としては、「研究開発」「管理部門」などが多いようです。自分次第で、そこから更にキャリアを発展させることもできるので、向上心や好奇心のある人に向いている職場かもしれません。
メディカルライター
メディカルライターの職場は大きく2つで、製薬会社か広告代理店に勤務することになります。
製薬会社では、医薬品等の計画・開発・承認の際に使用する各種書類の作成が主な業務となります。
広告代理店では、製薬会社からの依頼を受けて新薬の広告・キャッチコピー・文章を作成したり、添付文書やインタビューフォームの作成などが主な業務となるようです。
食品衛生監視員
全国の主要な海・空港の検疫所において、輸入食品の安全監視及び指導(輸入食品監視業務)、輸入食品等に係る微生物検査と理化学検査(検査業務)、検疫感染症の国内への侵入防止(検疫衛生業務)の業務に従事します。
厚生労働省:https://www.mhlw.go.jp/general/saiyo/shokukan.html
輸入食品の安全性管理をする仕事です。
公務員として勤務することになり、専門の大学を出た後、試験に合格する必要があります。
平均年収は700万を超えるようです。
品質管理・保証
品質管理の薬剤師は、主に製薬会社や化粧品メーカーに所属し、製造物の品質を担保する仕事をしています。GMPを守って製造・品質管理が適切に行われているかを監視・指導します。
PV(ファーマコヴィジランス)
「医薬品安全性監視」という意味で、医薬品の安全性を守る仕事です。新薬開発後に確認される新たな副作用や予期せぬ効果を分析・評価し、必要があれば報告を行うのが主な業務のようです。
医療系の有資格者は転職の際は有利で、未経験からでもチャレンジできる企業もあるようです。
医療経営コンサルタント
医療機関や薬局の経営コンサルタントに転職する方もいるようです。
案件数は少なく狭き門ですが、未経験からの転職に成功した例もあるようです。求められるレベルが高いので転職後も自己研鑽を続ける必要がありますが、その分やりがいは大きいのではないでしょうか。
転職するならエージェントの利用がオススメ!
転職をするならエージェントを使うのがオススメです。
企業に転職希望なら、薬剤師専門のエージェントも一般企業向けのエージェントも、両方登録してみるのがオススメです!視野が広がり、選択肢が増えると思います。
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まとめ:薬剤師資格があれば他職種にも転職できる!
薬剤師から企業に転職することはできます!薬剤師の資格を活かせる求人は決して多くはないですが、常に何かしらの求人が出ています。
東京・大阪などの大都市が中心なので、地方だと求人は少ないかもしれません。それでもチャンスは必ずあるので、企業に転職希望の方は諦めずこまめに求人を確認して、希望の求人があればすぐに申し込めるようにしておきましょう!
薬剤師の資格を取ったからといって、それに縛られる必要は全くありません!むしろ薬剤師という大きな保険があるのだから、挑戦のハードルは下がります!自分のキャリアは自分で作っていけます!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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